薪ストーブ

薪ストーブのある家はデメリットと後悔で本当は暖かくないのでは?6年住んでみた感想も紹介

薪ストーブのある家はデメリットと後悔で本当は暖かくないのではないか?1年住んでみた感想も紹介
Pocket

薪ストーブを導入して6年が過ぎました。

薪ストーブってどうしても導入する前はデメリットばかりを考えてしまって、相当悩みますが、最初に結論を言うと、私は薪ストーブを本当に導入してよかったと思っています。

本当のところ薪ストーブ現実的に大変です。。。

いや~本当に大変ではあるけど。。。でもやっぱり薪ストーブサイコ―!!!!って感じです。

わが家は、家を建てる際に旦那様の強い希望により、薪ストーブのある家にしました。

私も薪ストーブ導入を検討する際に、デメリットを検索したり、後悔するのではないかと、導入して暖かくなかったらどうしようと、とても心配しました。

煙もでるだろうし、近所から何か言われたらどうしようとか、考え出せばきりがないですよね。

今回は「薪ストーブのある家はデメリットと後悔で本当は暖かくないのではないか?4年住んでみた感想も紹介」ということで、薪ストーブのある家はデメリットと後悔で本当は暖かくないのではないか?ということを薪ストーブ経験6年の私が考えていきます。

薪ストーブ使用の現実と、感想も紹介します!

 

デメリットとなる項目

ゆらめく炎を見ながらゆっくりとくつろぐ我が家ってな感じで、薪ストーブに憧れる人は多いです。

でも正直言ってしまうとデメリットと後悔になることは、たくさんあります。

ええ、そうですよ。繰り返しますが、デメリットはかなりあります。

というか完全にデメリット数の方が上回ります。(個数で言えばですよ!!)

 

煙でご近所トラブル

薪ストーブのある家はデメリットと後悔?暖かくないのか1年住んでみた感想

薪ストーブは薪を燃やし始めの際に煙が出ます。その後燃焼がうまくうけば煙がでない状態になります。

なので、煙害でご近所に迷惑をかけるということはないです。

しかし!

未乾燥の薪を使用していると、無駄に煙が出るために、煙害でご近所トラブルになることもあるかもですね。

 

騒音でご近所トラブル

薪ストーブのある家はデメリットと後悔?暖かくないのか1年住んでみた感想

これは以外かもしれませんが、薪の準備に対しての騒音です。

薪を作るのに、適当な長さにカットするため、チェンソーを使用します。

このチェンソーが相当うるさいんです。まるで暴走族のような音を周囲に振りまいて作業しております。

しかしこちらは、薪を調達する山や、イベント会場などで適当な長さにカットすれば

問題ないかと思います。(電動チェンソーはもう少し音が小さいみたいです)

あともう一つ、薪割も音を立てます。

わが家は電動薪割機を使用していますが、ヴゥーをうなる音を出してます。

幸いわが家は田舎に住んでいるので、この音を気にするほどの近い場所にご近所さんはいませんが、

住宅密集地では、この音も近所迷惑になるかもしれません。

 

薪の調達、薪割がかなり大変!

これは薪ストーブを採用して超!最大のデメリットだと思います。

薪をもらってくる、買ってくるのも労力ですが、その薪をさらに割って乾燥させないといけないので、薪の調達から薪割は本当に大変です。

別記事で薪の調達のことも書いています↓

薪ストーブデメリットと後悔の元!!タダは良いけど大変?薪の調達方法と無料で薪を集めるには?
薪の調達方法は?無料・有料で集める方法と苦労について「タダで薪をくれないかしら?」といつも思っているnounouです。 薪ストーブライフで最大のデメリットや後悔の主役となる薪の調達と薪作...

薪の準備をする時間に余裕のある人や、

これを休みの日のお楽しみにできる人はいいですけどね。

薪の調達は常にアンテナ張っている状態で、そうすると次第に「木を切り倒したから取りにくる?」などの声をかけてもらえるようになりました。

そして、チェンソー作業は旦那にしてもらいますが、薪割は薪割り機があるので私が割るときもあります。

薪割し始めたときは、斧も購入してやる気満々でしたが、現在は薪割でほぼすべての薪を割っています。

電動なので楽々割れて本当に助かっています。

薪割機があると、女性でも簡単に薪割ができるのでおススメです♪


1ハンドルになって使いやすくなってるとは知りませんでした~

わたしは、多分こちらの商品の前モデルなのかな?

赤い機械を使用しています。

前モデルは2ハンドルなので、微妙に使いにくいかな。。。

もう5年使っていますが、特に問題なく故障もなく使用できています(^^)

煙突掃除が大変

煙突掃除は毎年しなければなりません。

たくさん薪を焚く場合だったり、薪の状態によっては、シーズン中にもう一度する必要があることもあるそうです。

煙突掃除は屋根からブラシを通すので、専門業者に頼むのが安心安全かと思います。

そうすると、毎年かかる煙突掃除代も大変なことです。

屋根に上らずにストーブ内から煙突掃除できるものもありますが、そのメンテナンス部品の高いこと・・・

ちなみにわが家は平屋&傾斜の少ない屋根の家なので、旦那が脚立で屋根に登って煙突掃除をしています。

煙突掃除は家を建てるときにしっかりかんがえたほうが良い点だと思います。

 

 

薪の置き場所に困る

これも盲点かもしれませんが、薪置き場にかなりのスペースをとるので、これも結構なデメリットポイントかもしれません。

薪は2年以上乾燥させたほうがいいと薪ストーブ屋さんから聞きました。

(針葉樹でも半年~1年は乾燥が必要みたいです)

そうなると2年分の薪を保管しながら、3年目分の薪も作っておかないと冬に薪が足りなくなります。

そして薪ってすぐに消費します。

広葉樹のとても良い薪なら火持ちもよいのでしょうが

それでも2年分+新たに薪準備となると、相当なスペース確保を覚悟するべきです。

とにかくこの薪スペース、ちょっと都会では無理かな。

都会で薪ストーブを導入するのなら、薪を買う覚悟でいるほうが賢明かもしれません。

 

焚き付けに時間がかかる

まず、灰を炉内からある程度出して、着火剤となる葉っぱや小枝を下に、その次に中くらいの枝や薪、そしてもう少し大きな薪と順番にくべて、そして着火する

この一連の作業が地味に大変で、それなりに5~10分ほどかかりますが、

エアコンやファンヒーターなら、これをピッとボタン一つで部屋を暖めることができます。

そうやって比べると、かーなーりーの手間ですね。

3年目くらいから、松ぼっくりが焚き付けにかなり役に立つことがわかりました。

今年は少ししかないので、消えかけたときに出動させていますが、来年は子供達と一緒に松ぼっくり広いを楽しみ、薪ストーブの焚き付けに使いたいと考えています。

 

交換が簡単でない

エアコンなら、電気屋さんに行って新しいエアコンを買って設置してもらって。

といった感じに、買い替えは一日で終わります。

まだ薪ストーブを使い始めて6年目なので、まだまだ先の話ではあるが、いつかは本体も経年劣化し、交換ということになると思います。

いったいどうやって交換すればいいのか・・・想像もできません。

交換する時は、ぜひこちらに交換レポートを書きたいと思います。

 

メリットとなる項目

デメリットもそこそこある薪ストーブですが、メリットもあります。

メリット数は少ないけれど、メリットとなるポイント数は高いと感じます。

 

 

薪ストーブで料理ができる&ガス(電気)代が安くなる

薪ストーブの上でお湯を沸かしたり、調理したりできるので、ガス代が通常よりも安くなります。

1500円~2000円ほど安くなります。

これはかなりありがたい!

ピザも炉内で本格的にカリっと焼けるので、オーブンを温める必要がない!

わが家は朝から薪ストーブをつけるので、味噌汁を作ったり、蒸し器で冷ごはんを温めたり、魚も焼いたりと、朝から薪ストーブで調理します♪

薪ストーブで調理する自分にうっとり酔いしれながら楽しんでいますよ~

 

風邪をひきにくい

薪ストーブのある家・デメリットと後悔だらけ?本当に暖かい?住んで1年経過した感想

これは1年目にすぐに気付いたことなのですが、子供たちが冬に風邪を引かなかったんです。

お湯を沸かしていることもあり、常に加湿状態なのかもしれません。

 

 

とにかく暖かい!本当に暖かい!

もうこれは最大のメリット!!!

本当に暖かい!もう最高!!!!!

芯から身体が暖まるので、ちょこっと用事で外に出ても、芯から身体が暖まっているので、暖かさが続いているような感じがします。

外から来られたお客様も、「あったか~い」と入った瞬間にホッとしてくつろいでいます。

 

火で教育

火について学べるということもメリットですね。

調理も電磁調理器が主流になってきているので、

今の子供達は火に触れる機会も少ないかと思います。

火の危なさ、火のつけ方、火の暖かさ

これらを知るにはとてもいいものだと思います。

 

炎で癒される

炎のゆらめきってとても気持ちがいいんです。

なんというかリラックスできるんです。

朝は寒いうちに火をつけて、炎が安定するまで見守っているのですが、できることなら、このままずーっと眺めていたい気持ちよさがあります。

夕方は、一日の疲れを炎が癒してくれるようなそんな感じです。

 

結論!薪ストーブのある家はデメリットと後悔だらけで本当は暖かくない?

薪ストーブのある家に憧れを抱いている方は、デメリットのことを相当理解していないといけないと思います。

導入した後に後悔してしまうようなデメリットが本当に多いです。

いや本当にデメリット多すぎ!!(笑)

実際にしてみないと分からないかもしれませんが、本当に本当に薪の調達と薪の保管が大変です!

スイッチポンで暖まるわけではないので、焚き付けも大変と言えば大変かも。

でも本当に暖かいです(薪が乾燥していることが前提ですが・・・)

いろいろメリットはありますが、この「暖かい」というだけで、数々のデメリットを打ち消してくれます。

 

6年住んでの感想

薪ストーブのある家に住んで6年が経ちました。

最初は旦那様が言い出した薪ストーブ導入ですが、今では薪運びから焚き付けまで毎日私の冬の日課となっています。

お昼に夕方に焚き付ける材、そして薪をくべておきます。

そして、仕事から帰ったら着火。

火が安定したら、子供達を迎えに行き、帰ってきたときにはすでに部屋が暖まっています。

最初は旦那の焚き付けが下手くそすぎて任せられず、「なんで私がやらにゃいかんのよ!」ってキレ気味で焚き付けしていましたが、今では家の仕事が増えても構わないというくらい薪ストーブ大好きで、苦ではありません。

そして、薪ストーブでするお料理もレパートリーも出てきて、楽しさの一つとなっています。

確かに薪の調達から薪割りももちろん、毎日の焚き付けも大変と言えば大変です。

しかし、すべてのデメリットを消してくれるのが暖かさ

暖かいということだけで十分満足してます。

 

まとめ

薪ストーブのある家はデメリットと後悔だけで、暖かくないのではないか?ということについて紹介しました。

薪ストーブのデメリットをいかに楽しみ、メリットと感じることを増やすかが、後悔しないポイントではないでしょうか。

本当に薪作りは大変です。

↓こちらにも書きましたが、本当に本当に大変です(何回も念を押したいデメリット)

薪ストーブデメリットと後悔の元!!タダは良いけど大変?薪の調達方法と無料で薪を集めるには?
薪の調達方法は?無料・有料で集める方法と苦労について「タダで薪をくれないかしら?」といつも思っているnounouです。 薪ストーブライフで最大のデメリットや後悔の主役となる薪の調達と薪作...

大変だけれども、冬に暖かい家って最高です!

まだ薪ストーブを導入しようか悩んでいる方!

薪ストーブのある家ぜったいおすすめです!