「タダで薪をくれないかしら?」といつも思っているnounouです。
薪ストーブライフで最大のデメリットや後悔の主役となる薪の調達と薪作り。
タダで薪を調達するのは難しいんです。
近くに伐採した木が転がっていればいいですが、そう簡単に転がってはいません。
薪の調達方法はいろいろとありますし、住んでいる地域によっても違ってくると思いますが、できればタダで集めたいですよね。
無料で薪を調達する方法をしっかりと考えて、薪ストーブを導入してから、「デメリットだらけじゃん!」と後悔しないように、今回は「薪の調達方法は?無料・有料で集める方法と苦労について」と題して、薪の調達方法のなかでも、無料・有料それぞれの調達する方法とで薪を集める苦労についてお話します。
目次
薪なんて買えばいいでしょ?
ホームセンターの薪ってすげー高いな😭
俺薪売ろうかな😨 pic.twitter.com/DFZ0Q7hqGV— かおる (@kaoru_y1973) February 2, 2020
薪ストーブ導入をして、薪の調達方法をよーく考えていないと痛い目にあいます。
nounouもその一人です。
薪ストーブに使う薪は、よく乾燥されたものでなければなりません。
煙道にタールがたまったり、いくら燃やしても暖かかくならない原因になりますので。
「じゃ薪屋さんから買えばいいでしょ?」なんて思っている人!!
大間違い!!!!!!
一冬で使う薪を、薪屋さんから購入するとなると、冬の電気代よりも相当高くなってしまいますよ!!!
お金に余裕のある方は、是非買ってください。
薪を買うなんて夢のまた夢~
「宝くじでも当たったら、ぜったい薪を買うね」とnounou夫婦は話しています。
買ったほうが断然楽ですから~(笑)
薪を無料で調達する方法
無料もしくは、ほぼ無料に近い状態での方法です。
近くの大自然からとってくる
近くに木がたくさんあり、なおかつ自分の土地なら、自由に切って薪にしたらタダです。木がたくさんのある環境ですと、台風が去った後なども倒木されいてるものを、タダで集めることができます。
しかし人様の土地のものはとらないように注意!!
近くの材木屋さん、工事現場から端キレをもらってくる
今日調達した薪にする廃棄パレット pic.twitter.com/uK0vBeNW7U
— 雅ん@ (@Gun10Law) February 1, 2020
材木屋さんだったり、建設途中の家などから、いらなくなった木材をタダでもらってくる。
これには、声をかける勇気が必要です。
見ず知らずの工事現場の方に、「これいただけませんか?」と一度言うだけで、無料で薪を集めることができます。
大体の工事現場の方は「全部持って行っていいよー!」と笑顔で言ってくれることでしょう。
この方法のメリットは、家に使う木材なので、乾燥済ですぐに使うことができるということです。
nounouも一年目はこれを数回しました。
注意点・・・よく燃えるので、薪ストーブを傷めないように火力の調節が必要です。
森林組合のようなところからもらってくる
薪や炭を求めて近くの森林組合に行ってきました。樫やクヌギが見渡す限り広がるよだれ出まくりのワンダーランドでした。 pic.twitter.com/KOvqdW3A8J
— シュンペー / ミニトラックサウナ制作中! (@PackerJohnny) January 15, 2019
こちらは少しお金がかかる場合もあるのですが・・・
全国に森林組合があります。もしそこの近くにお住まいでしたら、是非電話をしてみてください。
「いらない木をいただけないでしょうか?」と。
すると、丸太や、カット済の木材なんかが積まれた山のようなところから、「好きに持って行っていい」と言われます。
軽トラ一杯山のように積んで1000円くらいで頂けます。運がよければタダでいただけることもあります。
nounouの地域にも森林組合があり、一度目は1000円でしたが、2度目は相当トラックに積んでいたので、2000円でした。
軽トラ山盛りで2000円ならタダも同然です。
この場合の木はまだ未乾燥のものがほとんどなので、家でちょうど良い大きさにしてから、乾燥させる必要があります。
造園業・農家や農園の伐採木をもらう
造園業は結構いろんな場所の木の手入れをしています。
民家の庭木だったり、道路の街路樹だったり。
太さはそれほどない伐採木でしょうけれど、いい薪になるかと思います。
それと、農家も意外と木を伐採する機会があります。
果樹園でしたら、毎年木の剪定を行いますし、防風垣として植えている木を切ったりと、意外と薪になるようなサイズの木を切ります。
nounouも実家の周りや畑の防風垣の木は無駄なく薪にしています。
まだ造園業まで声をかけたことはありませんが、家の薪予備軍の山がなくなったらぜひとも電話して聞いてみようと思っています。
2021.10.18 追記
最近木を切っている現場に遭遇したので、思い切って声をかけてみました♪
すると、伐採した木を置いている場所まで案内してくれ、ここからいつでも木をとっていっていいとおっしゃっていただきました。
名刺もいただき、「誰かから何か言われたときは、この名刺の方から許可をいただいている旨伝えれば大丈夫だから」とまで丁寧に対応してくださりました。
伐採した木はトラックで運ばれ、小枝や泥やら、薪に丁度いい大きさの木やら、ごちゃごちゃに山になっていましたが、取れそうな場所から少しずつとって、軽トラ一杯分の木を1時間ほどで調達することができました!
山の中から、薪用の木をとるのは大変だけれど、とても良い場所を教えていただきました。
解体している家からもらってくる
和室を解体して出た木材、風呂と薪ストーブ用の薪に使ってくれるお宅に運びます。
薪の需要がある田舎ならではのリサイクル! pic.twitter.com/vcfJd9N7ex
— のぶ【空き家再生フリーランス】🤖プラモに埋れて山暮らし (@Nobu_scott) February 5, 2020
ここの木もすぐに薪として使えるので是非タダで調達したい!
しかし、解体業者さんとつながりがないと難しいかもしれません。
解体される家からは大量の木材が出てきます。
特に柱などは、塗料も塗られていませんから、是非ともタダでいただいて、薪として使用してあげたい。
解体を行う業者さんに電話をして、「近いうちに解体する予定がありますか?」「その際に、木材をいただくことはできますか?」と尋ねてください。
もしタダでいただくことができたら、差し入れにお菓子などを持って、解体当日に薪をもらいに行ってください。
イベントやボランティアに参加しながら薪を手に入れる
薪ストーブのための木材の調達🐾
ここは山道を作るために木を切って良いと言うことなので😂5年分はあるな pic.twitter.com/FgUZKxePLR— 自由な熊 (@bearfreedom1173) February 2, 2020
こちらは、「間伐材」をいただくことです。
森の木は、密集すると、いきいきと育つことができません。
そこで、密集した木を間引く必要があり、その過程で伐採された木が間伐材です。
日本各地探してみると「森を守る会」のような活動をされている団体があるので、そこに問い合わせてみると、間伐材をいただくことができるかもしれません。
また、「森を守る会」のような活動をイベントとして行っているところもあります。
イベントに参加し汗を流して、薪を手に入れる。
森の環境整備もできて一石二鳥ですね!
薪を有料で調達する方法
薪を買うと言ってもいろんなパターンがあります。
薪として完成したものを買う
昨日は飲みに行くついでに、倉敷の薪屋さんで薪を購入したぞい
ここのやつ、安くて助かるわぁ pic.twitter.com/BcEGD8RuGJ— やが (@yaga_yaga_) February 2, 2020
薪屋さんでしっかりと乾燥された薪を購入する。
大体の薪屋さんが、しっかりと熱処理もされているので、虫などがついていることもないし、きれいに長さもきれいに揃った薪を使えるので、お金さえあればこれが一番いい!!
いつかそんな薪を使いたい!
薪として未完成品を買う
薪は焚火用の広葉樹を一束7-8kgで500円程度で販売予定です。乾燥薪と乾燥前が混在してるようですが、焚火なら大丈夫だと思います。価格は若干変動するかもしれません。 pic.twitter.com/jOXHIEcnvN
— Westside Outdoor Fes (@WestsideOutdoor) March 8, 2017
薪屋さんなどに、未乾燥のものが売っていたりします。
家の庭に、薪を置く場所をしっかりと作れるなら、この方法もいいです。
完成した薪を買うよりは、少しだけお値段が安いです。
薪になる前の原木を買う
薪ストーブに使う薪の原木。タワーにしてる。 pic.twitter.com/HYT7KkFBVU
— 東佑樹 (@azu_macho) February 4, 2020
薪を買うなら、原木状態で買うのが一番安いでしょう。
もちろん家でする労力は増えますが、完成した薪を買うよりは断然安いと思います。
チェンソーも斧や薪割り機も必要になりますが、軽トラをお持ちで、無料で薪の調達ができないのでしたら、原木購入が良いと思います。
まとめ
今回は「薪の調達方法は?無料・有料で集める方法と苦労について」と題して、
薪の調達方法を有料と無料版とそれぞれ紹介しました。
とにかく薪集めは大変!
でも、タダで集められたときはラッキー♪
薪の調達は、薪ストーブを導入するにあたり、一番のデメリットであり、後悔するポイントかと思いますが、薪さえ手に入れば、楽しい薪ストーブライフを送れます。
薪ストーブ導入をしている方、検討している方!デメリットと考えがちな薪の調達を、導入前からしっかりと考えて、後悔のない薪ストーブのある暮らしを楽しんでくださいね♪