「スペルト小麦を自然栽培で育ててパンを焼きたい!」
そんなことを軽く夢見て始めたスペルト小麦栽培
小麦栽培を始めたのが長男が年中さんの頃、気づけばもう8年経過しているのに、全く利益を生み出せていません。
その間に妊娠出産もあり、1年は見送る年もありました。
それでも8年もかければ少しぐらい利益を生み出してもいいんじゃない?と私も思います。家族はもっと思っているでしょう(笑)
本当に申し訳ない。
いつまで種とりするの?と言われて当然。
スペルト小麦を6年栽培してどうなったかという内容のお話です。
目次
6年スペルト小麦を育てて起こった出来事
6年でいろいろありました
いろいろあったから今も利益をだしていません。
では、何があったかをどうぞ
買った種が全く発芽しない
まず1回目に購入した種。
とあるしっかりした感じの海外の種を取り扱うサイトから購入したのですが
全く!ですよ!!!
全く発芽しなかった!
なにが悪かったのか分からないけれど、とにかく全く発芽しなかった
種の販売元に問い合わせしたら、どの気温でどの天気で播種した?みたいな質問がきて、答えるのが面倒になって、そこでストップしました。
テキトウな農業してはいけないのね。。。
普通に11月初旬に播種して、長靴で鎮圧もして、雨も軽く降って、発芽するでしょ?という条件はそろっていたんですがね。だめでした。
ですので、グリーンフィールドさんから種を買いなおして播種しましたが、同じ畑でしっかり発芽しました。
収穫を梅雨時期からずらせるのかな?と実験
種の仕組みだったり植物が穂をつける仕組みを知らなかった、知ろうとも思わなかったので、播種の時期を変えたら、収穫時期をずらせるんじゃないかと甘い考えでトライした年もありました。
結果はもちろんずらせない。
麦って日が長くなると穂をつけ始めるという性質があるらしく
(種を購入させていただいた農家さんから教わりました)
晩生種のスペルト小麦の収穫は早くても5月下旬
ここ南国の島は5月下旬といえばがっつり梅雨
3年ほど時期をずらしたり、夏に播種してみたりしましたが、無理でした。
脱穀だけでは籾が取れない
脱穀だけで籾はとれないので、籾摺り機を購入する必要があり、またその籾摺りというのが、「ダップ式籾摺り」か「インペラ式籾摺り」というものじゃないと、籾が剥がれないらしく。
何も生み出せていないところに、投資できる額でもなく。
どうしようかな~と数年なっていたのです。
スペルト小麦が古代小麦だと聞いていたのに違うらしい問題
スペルト小麦を育てようと思った経緯は
子供たちがパンが好き
↓
自然栽培で育てた粉で作れたらいいな
↓
せっかくならグルテンのことが気になるから、グルテン問題もクリアできるスペルト小麦を作ろう!
という流れだったのですが、スペルト小麦を育てて4年目か5年目に呼んだ記事。
「スペルト小麦は比較的新しい小麦で、さらに古い古代小麦は「アインコーン」という小麦でというものがある」という内容
これを読んんだ時はショックを受けました。
「古代小麦で価値があると思っていたのに、比較的新しい小麦じゃ今の小麦と変わらないじゃん」
じゃアインコーンを育てよう!と思い
種を探すが、ない。
作ってる農家さんに連絡をとってみるも、種としてまだ販売はできない
作っている農家さんのブログを読むと、海外からいろんな面倒な手続きを踏んて購入したとあって。
む~り~!!!!
スペルト小麦6年栽培して結局どうなった?
はい!スペルト小麦を栽培することを諦めました!
南国の島では無理という結果でした。
その結果にたどり着くまで6年という歳月を費やし、残ったものは何もなし!
ということでは困るので、現在は「農林61号」「南部小麦」という固定種の麦を育てています
ここまでくると意地?多分意地です。
もちろん畑がたっぷりあるから何か穀物を作りたいという気持ちはあるので、作りたい。
でも正直買ったほうが早いし楽。
でもここまできたら小麦を自然栽培で育てて、パンにしたい!!
この2つの小麦は4月下旬から5月初旬にかけて収穫になるので、梅雨に被らないというのがとても良いです
そして、籾摺り問題。
「農林61号」も「南部小麦」も藁から実をとる作業の脱穀段階で籾まできれいに剥がれてくれるんです。
初めてこの2種を育てた年は感動しました。
収穫時期も良いし、籾摺りにも悩まされない。
スペルト小麦にこだわる必要はなかったと反省しました。
そしていろんなことを調べていくうちに、グルテンってそんなに悪者でもないみたい。
特に天然酵母のパンはグルテンを消化しやすくしてくれるっているのを何かで読んで、目指すべきはそこだな!と目標も変えました。
まとめ
スペルト小麦の栽培を6年続けた結果は諦めるという結果でした。
南国の島という熱帯地方に近い地域では、収穫の時期を梅雨時期からずらすことは難しく、品種変更ということで落ち着きました。
「農林61号」ってなんだか好きになれない名称ですが、実はすごい麦らしく。
そのこともまた書けたらいいなと思います。
ここまでにいろんな経験をして、失敗して、勉強してきましたので、これからは「農林61号」でおいしい天然酵母パンを作るということに目標を変えて、毎年トライしていきます!