現在スペルト小麦を自然栽培にて育てています。

周りに小麦を育てている農家は私の知る限りいません。

自然栽培で特に問題となる肥料の毒「肥毒」というものを抜くために、麦の栽培がいいと読み、麦の種をまこうと思いました。

子供達もパンが好きだし、せっかくならパンが作れる小麦がいいなーと。

でも小麦（グルテン）の摂りすぎには気を付けないとだし・・・と考えていたところに、スペルト小麦と出会いました。

スペルト小麦とは？

どんな植物？

スペルト小麦とは、現在パン用小麦粉とされている麦の原種と言われ、人工的品種改良がなされていなく、スペルト小麦自体がとても強い植物なので、化学肥料や農薬を頼らずに育てることができる、最近注目を集めている小麦です。

グルテンフリーではありませんが、他の小麦に比べグルテン含有量が少なく、グルテンによる健康被害が出にくく、また、小麦アレルギーの人がっ食べても85％～90％の人はアレルギーが出ないという結果がヨーロッパで出さているようです。

噛めば噛むほど甘さがあり、独特のナッツのような風味もあり、パンやピザお菓子などにすると、とてもおいしいです。食物繊維が多く、またビタミン、ミネラル、タンパク質が、一般的な小麦よりも豊富に含まれているので、栄養価に優れています。

スペルト小麦は収穫量が普通の小麦よりも少なく、またとても硬い皮殻につつまれているため、製粉しても、歩留まりが悪く、また、脱穀作業にも時間と手間がかかるため、品種改良された小麦の方が主流となり、時代の流れとともに栽培する農家が減っていったそうです。

ありました～

ふたごや農園さんが販売するスペルト小麦が1㎏、2㎏、3㎏、5㎏というラインナップで販売されています。（栽培期間中、農薬、化学肥料不使用）

粒のままですが、素材舎さんでも販売されていました。

北海道のめぐみさんのオンラインショップでも販売されています。

2019年10月初旬

種を筋まきしました。

土を被せ、種が雨などで流れないためと、鎮圧して発芽を促すために足で踏みます。

5日ほどで、小さな芽が出てきました。

種まきの正しい時期が分からないので、最初の種まきから10日後、隣にも種を筋まきしました。

最初の種まきからさらに２0日後、別の場所に種まきしました。

種まきから30日

最初の麦踏みをしました。

元気そうな麦が育っていてなによりです。

（麦踏みとは）

徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進する作業です。九州では、年内に１回、年明け以降に２回～３回ほど実施したほうがいいそうです。茎が出始めると、茎を折ったり、穂を傷めてしまうので、茎が出る前に実施する作業です。

年があけて３回目くらいの麦踏をしました。

種まきから120日

土寄せはしないでも育つようですが、より強く育ってほしいので、土寄せをしました。

しかし、その後の大雨で、早速土が流されてしまったような気もしますが、麦は元気です。

現在も南の島で元気に成長中♪

成長とともにアップしていきます